ニンジンと大根は相性が悪い?

お鍋の時期に活躍する「もみじおろし」の話

大根をおろしたものに、ニンジンをおろし合わせた「もみじおろし」といわれる料理をご存知でしょうか。 今回のテーマはそのニンジンと大根の「もみじおろし」には栄養がないといわれていたことに関する内容です。

ニンジンと大根の「もみじおろし」に栄養が無いと言われていた理由は、 ニンジンの酸化酵素の一種であるアスコルビン酸という物質が、大根おろしのビタミンCを破壊するからとされていました。

しかし、その後の研究によってその説は間違いとわかりました。 なんと…今では真逆。

ニンジンのアスコルビン酸によって大根のビタミンCがより強い効果を持つと発表もされているようです。 ニンジンと大根は相性が悪いどころか、相性が良いといわれている不思議な話のご紹介でした。
※「もみじおろし」には、大根にトウガラシをねじ込んで一緒におろしたものもあります。