レタスの重さと美味しさ

野菜を選ぶとき、ずっしりとした重みのあるもののほうが中身が詰まって美味しいといわれています。ところが、レタスの場合は逆に軽い方が美味しいといえるようです。

中身のつまった重いレタスは、育ちすぎて葉が堅いため、歯切れが悪く苦い場合が多いといわれています。 軽いレタスは、やわらかくて苦みがなく、みずみずしいです。レタスは葉と葉のスキマが大事で、おいしいレタスは上から押すと弾力があります。 それはレタスの葉の間に適度なスキマがあるからといえます。 他にレタスの選び方のポイントとしては、形が丸くて、芯の切り口が小さく(500円玉硬貨くらい)で変色していないかどうかが、レタスの美味しさを見分ける方法といえるでしょう。 いろいろな野菜の中でも、レタスは特に水分が多いため乾燥しやすいといわれています。 これが理由で、水分を逃がさないために、プラスティックのシートで包装されて売られています。 レタスを食べるときに、外側の葉を取る人も多いと思います。 でも、レタスはみずみずしいままの状態でシートに包まれてますから、外側の葉を取る必要がないといえます。つまり、特に葉を取らずに丸まま料理に使えるワケですね。 ちなみにレタスと違って、キャベツやハクサイは、葉がしっかり巻いていて重いものが美味しいといわれています。