「秋ナスは嫁に食わすな」

ナスが体を冷やすため、女性の体調に配慮した意味があります。

日本や中国では古くからナスビはさまざまな薬効が期待できるとして民間療法に使われてきました。

熱を冷ます・血液の循環を良くする・痛み止め・尿の出をよくするなどの作用が知られており、体温を下げる効果や高血圧症の改善によいとされています。

本来は夏が旬の野菜。 夏野菜は全般的に暑さで弱った体を冷まして、体力を回復させる効果が高い(その中でナスビは効果抜群)といわれています。

「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざは、美味しいものを独り占めという意地悪な解釈もありますが、 ナスビが体を冷やすため、女性の(とくに子供を産む前の)体調に配慮した意味があります。